
🔔 警報ベルが
鳴ったときの対応方法
能美防災 P型1級受信機
(火災受信機・複合火災受信機)
📞 操作の前に:まずは管理会社にご連絡ください
火災受信機の操作は、原則として建物の管理会社に見てもらうことをおすすめします。誤った操作は、火災の見逃しや設備の不具合につながることがあります。
管理会社と連絡がつかない場合や、その場での対応が必要な場合は、以下の手順に沿ってご対応ください。ご自身で操作した場合も、必ず後から管理会社へご報告をお願いします。
この受信機のボタンの位置
写真のような形の受信機です。扉を閉めた状態では、左に場所を示す番号の窓、右上に火災ランプと数字表示、その下に赤いボタン2つが見えます。

| ボタン・表示の名称 | はたらき |
| 番号の窓(左側の縦に並んだ窓) | 火災信号を受けた場所の窓が赤く光ります(例:「1階」) |
| 火災ランプ・数字表示 | 火災信号を受けると炎のマークが赤く光り、光っている窓の番号が数字で出ます(例:「003」=3番) |
この機器の音を止める(赤い丸ボタン) |
受信機本体から出ている音を止めます |
館内の音を止める(赤い四角ボタン) |
建物内で鳴っているベルを一時的に止めます |
復旧(橙色のボタン) |
受信機を通常の監視状態に戻します |
| 発信機ランプ(青) | 廊下などの発信機(押しボタン)が押されているときに光ります |
いまの状況を選んでください(タップで移動します)
🔊 ベルの音は鳴っていないが、火災受信機から
ピーピー・ブーブー音が鳴っている場合 ▼
1何番のどこが光っているのか確認する
受信機の左側の窓のうち、赤く光っている窓を見てください。窓に書かれている場所(例:「1階」「階段」)が、信号を出した場所です。右側の数字表示にも同じ番号が出ます(下の写真では「1階」の窓が赤く光り、数字は「003」)。番号ごとの詳しい場所は、受信機の近くに掲示されている警戒区域一覧図で確認できます。

💡 青い「発信機」ランプが光っているときは
廊下などにある発信機(押しボタン)が押されています。感知器ではなくボタンが原因なので、発信機の戻し方を先に確認してください。
2光っている現場を確認する
光っていた場所へ行き、火や煙が出ていないかを確認してください。あわせて、火災感知器の赤いランプ(確認灯)が点灯している感知器を探してください。ランプが点灯している感知器が、信号を出した感知器です。感知器の形はいくつかありますが、いずれも赤い小さなランプが目印です。

⚠️ 確認漏れが多い場所
靴箱の中・小さな収納の中・共用廊下にも感知器が設置されていることがあります。見落としやすいので、忘れずに確認してください。
💡 戸外表示灯で探す場所を絞り込めます
玄関ドアの外側の壁面や天井に、戸外表示灯(どこの部屋で感知器が作動しているかを示すランプ)が付いている建物があります。この表示灯が光っている場合には、その部屋のいずれかの感知器が作動していますので、探す場所を絞り込むことができます。どの部屋の表示灯が光っていたか・光っていなかったかも確認してください。

3火災なら:119通報・避難・初期消火
火災を発見したら、119番への通報と周囲への声かけ・避難を最優先してください。初期消火は、火が小さく、避難経路が確保できている場合にのみ行い、天井に火が届くような場合は無理をせず避難してください。
4火災でなければ:ベルを停めて原因調査・復旧
(1)本当に火災でないか、十分に確認してください
見ただけでは火災が起きていないように見えても、壁の裏側など見えない場所で火災が発生していることがあります。焦げたにおいがしないか、壁や天井が熱くなっていないかも含めて、十分に確認してください。
(2)復旧の前に、原因と場所を特定してください
復旧をかける前に、ベルが鳴った原因の確認と、原因となった場所の特定を行ってください。原因がわからないまま復旧すると、同じ警報が繰り返されたり、本当の火災を見逃したりするおそれがあります。
📝 ご協力のお願い:メモを受信機に貼ってください
次の4点をメモして火災受信機に貼っておいていただけると、その後の原因調査がとても容易になります。
- 光っていた番号
- 光っていた感知器の場所(〇号室の台所・洗面所・収納、〇号室玄関ドアの上の戸外表示灯、共用部分の廊下、共用階段の上 など)
- 原因が明らかな場合のみ、その原因(例:料理で鍋をこがした/洗濯機の水の出しっぱなしで階下に漏水/引っ越し作業中に感知器を壊した/酔って発信機を押した/感知器の真下の高い場所で焼肉をした)
- 誤作動が起きた時間
(3)音を止める → 復旧の操作
操作パネルは、受信機の下側のカバー(点検済証が貼ってある板)を上に開くと現れます。写真の受信機はヘーベルメゾンでよく使われている複合火災受信機ですが、ボタンの位置と操作はP型1級受信機と同じです。
- 火災受信機には再鳴動機能(一定時間で自動的にベルが再び鳴る機能)がついているため、一度で復旧しないことがあります。何度か復旧を試みてください。ボタンの下の「連続停止」ランプが光っていても、そのまま操作して問題ありません。
- 復旧をかけても火災が発生している場合には、再度ベルが鳴動します。繰り返し鳴る場合は、火災の可能性を疑って再度現場を確認してください。
- 「復旧」を押しても火災ランプや数字表示が消えない場合は、発信機が押されているか、感知器が故障している可能性があります。下の(4)(5)を確認してください。
- ベルが鳴動した原因が明らかな場合を除き、ベルが鳴動した際は管理会社にご連絡ください。
(4)復旧できないとき①:発信機(押しボタン)が押されている場合
廊下などに設置されている発信機(押しボタン)が押されている場合、火災であることを発信し続けている状態になっているため、火災受信機で復旧をかけても復旧できません。受信機の青い「発信機」ランプが光っているのが目印です。先に発信機を元に戻したうえで、火災受信機の復旧操作を行ってください。
押された発信機は、赤い枠が光り、中央の「強く押す」ボタンが奥に入って赤い点が光っています。

発信機の戻し方(能美防災製)
- 「火災報知機」と書かれた赤いプレートを上に持ち上げます(プレートの下に小さな部品が見えます)
- プレートの下に見える白い部品(復旧つまみ)を指で押します
- 「強く押す」ボタンが手前に戻り、赤い点が消えれば発信機の復旧完了です
-
赤いプレートを元の位置に戻します。そのあと受信機の「復旧」ボタン(橙色)を押してください


※発信機の戻し方はメーカー・機種により異なります。写真と形が違う場合は無理に操作せず、管理会社にご連絡ください。
(5)復旧できないとき②:火災感知器が故障している場合
火災感知器の故障の場合、感知器を交換するか、感知器を取り外さないと復旧できません。感知器を外して復旧した場合も、そのままでは火災を感知できない状態のため、新しい感知器を再設置する必要があります。必ず管理会社にご連絡ください。
🔊 ベルではなく「ピーピー」「ブーブー」という音が鳴っている場合
建物内のベルは鳴っておらず、火災受信機だけが音を出しているときは、火災ではなく機器の異常や防火扉の作動を知らせている状態です。主に次の2つの原因があります。
(1)バッテリー切れなど、機器の異常
受信機の「異常」ランプなどが光り、ピーピー音が鳴ります。「この機器の音を止める」(赤い丸ボタン)を押すと音は止まりますが、異常自体は直っていません。管理会社にご連絡ください。
(2)防火扉が閉まった
地震のあとなどに廊下や階段の防火扉が閉まると、受信機が音で知らせます。写真の受信機のように、黄色い「防火戸」の窓が赤く光るタイプもあります。閉まった防火扉をきちんと閉め直す(元の位置に戻す)と音は止まります。平常時に閉まったときは機器故障の場合もあるので、管理会社にご連絡ください。
お困りのときは
原因がわからない場合、復旧できない場合、警報が繰り返される場合は、無理に操作せず管理会社へご連絡ください。管理会社を通じて、消防設備の点検業者(当社など)が原因調査・修理にうかがいます。
チヨダ防災株式会社
消防設備の定期点検・修理・工事のご相談・お見積りはお近くの拠点へ(番号をタップで発信できます)
お電話の前にご確認ください
弊社で定期的に点検を行っている物件、もしくは時間外の対応をご依頼されている管理会社様の物件以外の、新規の即時対応(警報が鳴った際の駆けつけ対応)のご依頼はお断りしていますので、予めご了承ください。上記以外の建物の方は、建物の管理会社へご連絡ください。
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