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点滅・音声誘導機能付き誘導灯の交換工事|費用・試験・消防署への届出を解説【横浜市神奈川区の施工事例】

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点滅・音声誘導機能付き誘導灯の交換工事|費用・試験・消防署への届出を解説【横浜市神奈川区の施工事例】

公開日:2026年8月28日

この記事の要点

  • 横浜市神奈川区の老人ホーム(4階建・入居中)で、点滅機能・音声誘導機能付き誘導灯1台を、段取り・試験・片付けも含めて約1時間で交換しました。当社が消防設備点検を10年以上実施している施設で、誘導灯の不具合が発生したことがきっかけです。
  • 点滅・音声誘導機能付きの誘導灯は、火災時に自動火災報知設備と連動してフラッシュの点滅と音声で避難口の位置を知らせる設備です。
  • 交換後は、バッテリー点灯試験・器具本体と誘導灯信号装置の点検スイッチによる試験・自火報連動試験・専用回路の確認・絶縁抵抗試験まで実施し、正常に作動することを確認しました。
  • 工事金額は、届出書類の作成・消防検査への対応費用を含めて165,000円(税込)です(器具単体のメーカー希望小売価格は204,100円)。管轄消防署への届出・検査対応も当社が行いました。

監修者:チヨダ防災株式会社 横浜副事業所長 川端 諒祐
消防設備士(甲種第1類〜第5類・乙種第6類・第7類)/防火対象物点検資格者/第二種電気工事士/消防設備の設計・施工・点検に10年従事

今回は、横浜市神奈川区の老人ホームで実施した、点滅機能・音声誘導機能付き誘導灯の交換工事をご紹介します。当社が10年以上にわたり消防設備点検を実施している施設で、誘導灯に不具合が発生したため、交換のご依頼をいただきました。

誘導灯の中でも、フラッシュの点滅と音声で避難口を知らせるタイプは、高齢者施設のように避難に配慮が必要な方が利用される建物で特に力を発揮する設備です。一方で、自動火災報知設備との連動が前提となるため、交換の際には通常の点灯確認に加えて、連動機能を含めた試験・確認が必要になります。今回の工事では、所轄消防署への届出・消防検査への対応もあわせて行いました。

この記事では、実際の施工写真とあわせて、交換後にどのような試験を行っているのかを工程順に解説します。

工事の概要

工事概要(横浜市神奈川区・老人ホーム)
所在地 神奈川県横浜市神奈川区
建物用途 老人ホーム(入居中の施設)
建物規模 地上4階建
工事内容 点滅機能・音声誘導機能付き誘導灯の交換(1台)
工事のきっかけ 誘導灯の不具合の発生(当社が消防設備点検を10年以上実施している施設)
施工時期 2026年7月
工期 約1時間(交換から試験まで即日完了)
工事金額 165,000円(税込)
※届出書類の作成・提出および消防検査への対応費用を含みます。
※金額は2026年7月の施工時点のものです。建物規模、設備構成、配線の劣化状況、施工範囲により費用は異なります。詳しくは現地調査のうえ、お見積りいたします。

今回交換した点滅機能・音声誘導機能付き誘導灯は、器具単体のメーカー希望小売価格(定価)が204,100円する機器です。当社では、交換工事費に加えて、届出書類の作成・提出、消防検査への対応まで含めて165,000円(税込)で施工しました。点検から工事、消防署への手続きまでを自社で一貫して行っているため、このような価格でのご提供が可能です。

また、誘導灯の配線工事には電気工事士の資格が必要です。当社では、消防設備士・電気工事士の資格を持つ社員が、施工から各種試験までを担当しています。

入居中の老人ホームでも配慮して施工します

今回は、入居者様が生活されている中での工事でした。試験の際には音声誘導音や点滅が作動するため、施設のご担当者様と事前に段取りを打ち合わせ、交換から試験まで約1時間で完了しています。当社は消防設備点検で日頃から入居中の施設に出入りしており、施設運営に配慮した進め方に慣れています。

点滅・音声誘導機能付き誘導灯とは

誘導灯は、火災などの際に避難口や避難の方向を知らせるための照明設備で、常時点灯し、停電時にも内蔵バッテリーで点灯を続けます。

その中でも「点滅機能・音声誘導機能付き」の避難口誘導灯は、火災を検知するとフラッシュの点滅「非常口はこちらです」といった音声で、避難口の位置をより確実に知らせるタイプです。表示を目で確認するだけでなく、光の点滅と音声でも避難口がわかるため、次のような方にも避難口の位置が伝わりやすくなります。

  • 耳の不自由な方(点滅の光で避難口がわかる)
  • 目の不自由な方(音声で避難口の方向がわかる)
  • 煙で視界が悪くなった場合の在館者

そのため、老人ホームをはじめとする高齢者施設や病院など、避難に時間や配慮が必要な方が利用される建物で多く採用されています。

自動火災報知設備との連動が前提の設備です

点滅機能・音声誘導機能は、常に作動しているわけではありません。自動火災報知設備の感知器が火災を検知した信号と連動して起動する仕組みになっています。

信号の流れは次のとおりです。

自火報連動による点滅・音声誘導の作動の流れ
1 自動火災報知設備の感知器が火災を検知
2 火災受信機から誘導灯信号装置へ信号を送出
3 誘導灯信号装置が各誘導灯に信号を送り、点滅と音声誘導が開始

また、避難口の先で火災が起きている場合にそちらへ誘導してしまわないよう、避難口の近くの感知器が作動したときには点滅・音声を停止する仕組みも定められています。単に器具を取り付ければよい設備ではなく、自動火災報知設備・誘導灯信号装置・誘導灯本体が一体となって正しく連動してはじめて機能する設備だといえます。

だからこそ、交換工事の際には「連動して正しく作動するか」を確認する試験が重要になります。次の章で、今回実施した試験を工程順にご紹介します。

交換後に実施した試験の内容

今回の工事では、誘導灯の交換後に次の試験・確認を行いました。写真とあわせてご覧ください。

交換後の誘導灯

横浜市神奈川区の老人ホームに設置した交換後の点滅・音声誘導機能付き避難口誘導灯

交換後の点滅・音声誘導機能付き避難口誘導灯です。避難口の上部に設置し、常時は通常の誘導灯として点灯しています。

誘導灯のバッテリー点灯試験(停電時の点灯確認)

誘導灯のバッテリー点灯試験の様子(停電時の点灯確認)

誘導灯は、停電時にも内蔵バッテリーで点灯を続ける必要があります。電源を遮断した状態でバッテリーに切り替わり、正常に点灯することを確認しました。

器具本体の点検スイッチによる音声誘導音・点滅試験

誘導灯本体の点検スイッチを操作して音声誘導音と点滅を試験している様子

誘導灯の器具本体には点検用のスイッチが設けられています。まず器具単体で、点滅と音声誘導音が正常に作動することを確認しました。

誘導灯信号装置の点検スイッチによる音声誘導音・点滅試験

誘導灯信号装置の点検スイッチから点滅・音声誘導の起動信号を送る試験の様子

次に、誘導灯信号装置側の点検スイッチから起動信号を送り、信号装置からの信号で各誘導灯の点滅・音声誘導が作動することを確認しました。器具単体だけでなく、信号を受けて作動する経路も一つずつ確認していきます。

自動火災報知設備との連動試験

自動火災報知設備の感知器を試験器で作動させ、誘導灯の点滅・音声誘導の連動を確認する試験の様子

最後に、実際に自動火災報知設備を作動させ、火災信号を受けて誘導灯の点滅・音声誘導が起動することを確認しました。火災の際に実際にたどる信号の流れをそのまま再現する、最も重要な試験です。

銘板の確認

交換した誘導灯の銘板(型式・製造年の表示)

器具の銘板で型式・製造年などを確認し、記録します。次回以降の点検や、将来の交換時期の判断にも役立つ大切な情報です。

専用回路の確認

分電盤で誘導灯の電源が専用回路になっていることを確認している様子

誘導灯の電源は、他の機器と共用しない専用回路とすることが求められています。ブレーカーの操作などで誘導灯の電源が誤って遮断されてしまうことを防ぐためです。分電盤で専用回路になっていることを確認しました。

絶縁抵抗試験(漏電の有無の確認)

絶縁抵抗計による誘導灯回路の絶縁抵抗試験(結果は良好)

絶縁抵抗計を使用して配線の絶縁抵抗を測定し、漏電のおそれがないことを数値で確認しました。結果は良好です。目視だけに頼らず、測定器で数値を確認して工事を完了させています。

消防署への届出について

点滅機能・音声誘導機能付き誘導灯の設置・交換では、建物の用途・規模や工事の内容に応じて、所轄消防署への届出(設置届)や消防検査への対応が必要になります。特に老人ホームのように避難に配慮が必要な方が利用される建物は、延べ面積にかかわらず、消防用設備等の設置後に消防検査を受ける対象とされています。

今回の工事でも、管轄の神奈川消防署への届出書類の作成・提出から消防検査への対応まで当社が行いました。お客様に書類をご用意いただく必要はありません。
※届出の要否や取扱いは、所轄消防署により異なる場合があります。

当社は横浜市港北区(菊名)に横浜本社を構えており、隣接する神奈川区をはじめ、横浜市内全域の老人ホーム・介護施設へ迅速にお伺いできます。横浜市内の消防署とも日頃からやり取りをしており、届出や消防署との協議もあわせてお任せいただけます。

よくあるご質問

Q. 点滅・音声誘導機能付き誘導灯と、ふつうの誘導灯は何が違いますか?

A. ふつうの誘導灯は表示面の点灯で避難口や避難方向を知らせますが、点滅・音声誘導機能付きは、火災時に自動火災報知設備と連動してフラッシュの点滅と音声でも避難口の位置を知らせます。耳や目の不自由な方にも伝わりやすく、高齢者施設や病院などで多く採用されています。

Q. 誘導灯の交換に消防署への届出は必要ですか?

A. 建物の用途・規模や工事の内容によって、所轄消防署への届出や消防検査への対応が必要になる場合があります。老人ホームのような建物は延べ面積にかかわらず消防検査の対象です。今回の事例でも、届出の書類作成から消防検査への対応まで当社が一貫して行いましたので、お客様の手間はかかりません。

Q. 点滅・音声誘導機能付き誘導灯は、ふつうの誘導灯より費用が高いですか?

A. 器具の価格は一般的な誘導灯より高くなります。今回交換した機器は、器具単体のメーカー定価が204,100円です。また、誘導灯信号装置や自動火災報知設備との連動確認・試験、消防署への届出も必要になるため、器具の価格だけでなく、試験や手続きまで含めた総額でお考えいただくことをおすすめします。今回の事例では、届出書類の作成・消防検査への対応費用を含めて165,000円(税込)でした。

Q. 老人ホームなど、入居者がいる施設でも工事はできますか?

A. 可能です。試験の際には音声誘導音や点滅が作動するため、施設のご担当者様と事前に打ち合わせのうえ、時間帯や周知方法を調整して実施します。今回の工事も入居中の老人ホームで実施し、交換から試験まで約1時間で完了しました。当社は消防設備点検で日頃から入居中の施設に出入りしており、施設運営に配慮した進め方に慣れています。

Q. 誘導灯の交換費用はどのくらいかかりますか?

A. 今回の事例では、届出書類の作成・消防検査への対応費用を含めて165,000円(税込)でした。器具の種類、交換する台数、配線の状況などにより費用は異なります。現地調査とお見積りは無料ですので、まずはお気軽にご相談ください。

老人ホーム・高齢者施設の誘導灯交換はチヨダ防災へ

点滅・音声誘導機能付き誘導灯は、自動火災報知設備と連動してはじめて機能する設備です。交換の際には、器具本体・誘導灯信号装置・自火報連動のそれぞれの試験と、専用回路・絶縁抵抗の確認、そして消防署への届出までを確実に行うことが大切です。今回のように、日頃の消防設備点検で建物の状況を把握している施設であれば、不具合が発生した際も現地調査から交換、届出までスムーズに進められます。

チヨダ防災株式会社は1976年の創業以来、自社施工にこだわり、消防設備の点検から工事、消防署への届出までを一貫して行っています。東京都(新宿本社/町田支店)、神奈川県(横浜本社)、埼玉県(川口市)、千葉県(市川市)に拠点があり、横浜市内の施設にも迅速に対応できます。

老人ホーム・高齢者施設の誘導灯の交換、消防設備の点検・工事は、ぜひ当社にご相談ください。現地調査・お見積りは無料です。

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