
公開日:2026年11月7日
この記事の要点
- 神奈川県横浜市神奈川区・7階建ての建物で、連結送水管の屋上補給水槽側の逆止弁が機能不良(送水時に水や圧力が補給水槽側へ逆流する状態)だったため、逆止弁と仕切弁を新しいものに交換しました。
- この現場には各拠点から社員が1名ずつ集まり、代表取締役も加わって、横浜本社の川端の施工を通じて弁の交換の方法を共有しました。月1回のWEB勉強会に加えて定期的に設けている、拠点をまたいだ技術共有と社員交流の場です。
- 弁の交換後、別の日に連結送水管の配管耐圧試験(試験圧力1.5MPa・2026年11月5日)を行い、送水口に耐圧性能点検済証を貼り付けました。耐圧試験は耐圧放水試験車を持つ協力会社に依頼し、当社の社員が立ち会いました。
- 弁の交換と同じ日に、製造から10年を超えていた消火器10本と、製造から12年以上経過していた火災受信機のバッテリーも交換しました。この日の作業は半日で完了。工事前の消防設備点検・配管耐圧試験から交換後の配管耐圧試験まで含めて、総額858,000円(税込)に収まりました。
- 連結送水管の弁の交換は、工事完了後4日以内に消防署へ設置届を提出します。本工事でも、試験結果報告書や交換前後の写真資料を添えて設置届を提出しました。
この記事の監修者
川端 諒祐(チヨダ防災株式会社 横浜副事業所長)
消防設備士 甲種第1類〜第5類・乙種第6類・第7類/防火対象物点検資格者/第二種電気工事士
消防設備の点検・工事に11年従事。横浜本社を拠点に、神奈川県内の建物の点検・工事を担当しています。
本記事の工事は、監修者の川端が現地調査・お見積りから施工まで担当しました。
消防設備点検の報告書に「連結送水管の逆止弁が機能不良」と書かれていても、どこにある部品で、放っておくと何が困るのか、すぐにはイメージしにくいかもしれません。
神奈川県横浜市神奈川区の7階建て・築32年の複合用途ビルで、横浜本社の川端が、連結送水管の屋上補給水槽まわりの逆止弁・仕切弁の交換を担当しました。この現場には新宿本社・埼玉支店・千葉支店・町田支店から社員が1名ずつ集まり、代表取締役も参加して、古い弁の取り外しから新しい弁の取付けまでの一連の工程を同じ現場で共有しました。
この記事では、その弁の交換工事と、後日行った配管の耐圧試験を写真とともにご紹介します。あわせて行った消火器と火災受信機バッテリーの交換、必要な届出、費用の内訳、そして各拠点の社員が集まって施工方法を共有した当日の様子まで、消防設備工事会社の立場からわかりやすく解説します。
目次
施工後。屋上の補給水槽と連結送水管をつなぐ配管に取り付けた新しい弁です。左の赤いハンドルが、点検・整備のときに水を止める「仕切弁」。右が、補給水槽への逆流を防ぐ「逆止弁」です。既存の配管に合わせて塗装しました。
工事概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所在地 | 神奈川県横浜市神奈川区 |
| 建物の用途 | 複合用途ビル〔(16)項イ〕 |
| 規模 | 地上7階建て |
| 築年数 | 築32年 |
| 工事内容 | ①連結送水管 屋上補給水槽側の逆止弁・仕切弁の交換(口径65A) ②連結送水管の配管耐圧試験(1系統・試験圧力1.5MPa) ③粉末(ABC)消火器10型×10本の交換 ④火災受信機の予備電源(バッテリー)交換 |
| 工事のきっかけ | 消防設備点検と、点検時に行った連結送水管の配管耐圧試験で、逆止弁の機能不良を確認。あわせて消火器の設計標準使用期限の超過、受信機バッテリーの経年を確認 |
| 施工時期 | 弁・消火器・バッテリーの交換:2026年10月29日/配管耐圧試験:2026年11月5日 |
| 工期 | 半日(弁・消火器・バッテリーの交換を同じ日に実施)。耐圧試験は別の日に実施 |
| 施工体制 | 弁・消火器・バッテリーの交換は横浜本社の社員が施工し、各拠点の社員と代表取締役が参加。耐圧試験は協力会社に依頼し、当社の社員が立ち会い |
| 消防署への届出 | 弁の交換について、工事完了後4日以内に設置届を提出済み。耐圧試験の結果は点検結果報告書で報告 |
| 工事金額 | 総額 858,000円(税込。工事前の消防設備点検・配管耐圧試験から、交換後の配管耐圧試験まで含む) |
※所在地は区までの記載としています。建物名・詳しい住所は掲載していません。
※建物規模、設備構成、配管の状態、施工範囲により費用は異なります。詳しくは現地調査のうえ、お見積りいたします。
各拠点から社員が集まり、施工方法を共有した現場です
今回の工事は、横浜本社の川端が施工を担当し、新宿本社・埼玉支店・千葉支店・町田支店から社員が1名ずつ集まり、代表取締役の下嶋も加わって、連結送水管の弁交換の施工方法を共有する場を兼ねて行いました。技術の共有と、ふだんは別々の拠点で働く社員同士の交流が目的です。この記事で紹介する弁交換の写真は、その現場で撮影したものです。
連結送水管の補給水槽まわりの弁の交換は、担当する地域や物件によっては経験する機会が限られる工事です。手順書や写真で学ぶこともできますが、水抜きの段取り、重い弁の位置合わせ、フランジ面の処理と締め付けといった実際の勘どころは、現場で一緒に手を動かすのがいちばん身につきます。
チヨダ防災では、月に1回のWEB勉強会に加えて、拠点間の交流を大切にしています。大規模な工事や遠方の工事では複数の拠点から社員を出し合い、今回のように、ある拠点の工事に他の拠点の社員が参加する機会も定期的に設けています。拠点ごとに抱え込まず、会社全体で技術を共有し、どの拠点のどの社員でも同じ品質で対応できるようにするためです。工事の内容は、次の章から順にご紹介します。
連結送水管とは?屋上の「補給水槽」と「逆止弁」の役割
消防隊が消火活動に使う設備です
連結送水管は、消防隊が消火活動に使うための設備です。建物の外にある「送水口」に消防ポンプ車からホースをつないで水を送り、建物内の配管(立管)を通して各階の「放水口」から放水します。高い階まで消防隊がホースを延ばして運ばなくても放水できるようにするためのもので、消防法施行令第29条により、地階を除く階数が7以上の建物などに設置が義務づけられています。今回の建物は7階建てのため、連結送水管の設置対象です。
湿式の連結送水管には、屋上に「補給水槽」があります
連結送水管には、配管の中を空にしておく「乾式」と、配管の中に常に水を満たしておく「湿式」があります。湿式は、送水を始めてからすぐに放水できるのが利点です。配管内を常に水で満たしておくため、屋上などに「補給水槽(補助用高架水槽)」を設け、わずかな漏れや蒸発で減った分の水を配管へ補給しています。今回の建物の連結送水管も湿式で、屋上に補給水槽が設置されています。
補給水槽と配管の間にある「仕切弁」と「逆止弁」
連結送水管の部品の位置(7階建て・湿式のイメージ)。橙の矢印が消防車からの送水、青の矢印がふだんの補給です。今回交換した仕切弁⑤と逆止弁⑥は、屋上の補給水槽と配管の間にあります。
補給水槽と連結送水管の配管をつなぐ管には、「仕切弁」と「逆止弁」が取り付けられています。仕切弁は、点検や整備のときに水を止めるための開閉弁です。逆止弁は、補給水槽から配管へは水を流し、逆方向(配管から補給水槽へ)には流れないようにする弁です。
消防隊が送水口から送水すると、配管内には高い圧力がかかります(今回の耐圧試験では1.5MPaをかけています)。この圧力が補給水槽側へ逃げないように止めているのが逆止弁です。逆止弁が効かなくなると、送水した水や圧力が補給水槽側へ逆流し、放水口で必要な圧力が確保できなくなるおそれがあります。
| 部品 | 役割 |
|---|---|
| 送水口 | 建物の外(道路側)にあり、消防ポンプ車からのホースをつなぎます。 |
| 配管(立管) | 送水口から各階の放水口まで水を送る配管です。 |
| 放水口 | 各階(3階以上)にあり、消防隊がホースをつないで放水します。 |
| 補給水槽 | 湿式の配管に水を補給するための水槽です。屋上などに設置されます。 |
| 仕切弁 | 補給水槽と配管の間の開閉弁。点検・整備のときに水を止めます。今回交換した部品のひとつです。 |
| 逆止弁 | 補給水槽から配管へは水を流し、配管から補給水槽への逆流を止めます。今回機能不良だった部品です。 |
施工前の状態:逆止弁が効かず、圧力が補給水槽側へ逆流
施工前。屋上の補給水槽(左)と連結送水管をつなぐ配管に付いていた仕切弁(黒いハンドル)と逆止弁(右)。フランジの接合部に錆が見られます。
消防設備点検と、そのときに行った連結送水管の配管耐圧試験で、屋上の補給水槽側の逆止弁が機能不良になっていることを確認しました。逆止弁が閉まりきらず、送水時に水や圧力が補給水槽側へ逆流してしまう状態でした。弁や配管は長年使ううちに、弁座に錆や異物がかみ込んだり、弁体が経年により摩耗したりして、閉まりきらなくなることがあります。
逆止弁の機能不良を放置するとどうなるか
- 火災のときに放水口の圧力が確保できないおそれ:送水した水や圧力が補給水槽側へ逃げてしまい、消防隊が必要とする放水ができないおそれがあります。
- 配管の耐圧試験で正しい結果が得られないおそれ:試験で配管に圧力をかけても、水や圧力が補給水槽側へ逃げてしまうおそれがあります。
- 点検の指摘事項が残り続ける:消防設備点検の報告書に不良として記載され、是正されるまで毎回の点検で指摘されます。
今回は、先に逆止弁・仕切弁を交換して設備を正常な状態に戻したうえで、あらためて配管の耐圧試験を行う計画としました。
工事1:屋上補給水槽まわりの逆止弁・仕切弁の交換
交換したのは、呼び圧力20K・口径65Aの仕切弁とスイング式の逆止弁です。いずれも消防用設備等に使用できる認定品(認定番号付き)を使用しました。作業はおおむね次の流れで行いました。
ステップ1:補給水槽の水抜きと清掃
補給水槽と配管の間の弁を交換するため、まず補給水槽の水を抜きます。補給水槽は連結送水管専用の水槽で、生活用水の受水槽とは別のものです。水を抜いたついでに、水槽の内部を高圧洗浄機で清掃しました。水槽の底にたまった錆や汚れは、配管に流れ込んで弁座にかみ込む原因になるためです。
ステップ2:古い弁の取り外し
古い弁を取り外した状態。左が補給水槽側、右が連結送水管側の配管です。
フランジのボルトを外し、古い仕切弁と逆止弁を取り外します。取り外した弁のフランジや配管の内部には、錆が進んでいました。
取り外した古い仕切弁(左)と逆止弁(右)。
配管の内部にも錆が広がっていました。
ステップ3:新しい弁の組立て
新しい弁に新しいパッキンを当て、ボルト・ナットで組み立てます。
組み立てた弁を配管に取り付けます。
新しい仕切弁と逆止弁を、新しいパッキンとボルト・ナットで組み立てます。呼び圧力20K・口径65Aの弁は1つでもかなりの重量があるため、位置を合わせながら慎重に取り付けます。逆止弁には水の流れる方向があるため、矢印の向きを確認して取り付けます。
ステップ4:取付けと水張り、漏れの確認
取付け直後(塗装前)。本体に「20K-65」(呼び圧力20K・口径65A)の文字が見えます。
既存配管側のフランジ面に残った古いパッキンや錆をきれいに取り除いてから新しいパッキンを当て、ボルトを対角線上に均等に締め付けます。接合面の処理が不十分だと、あとで行う耐圧試験で1.5MPaをかけたときに漏れの原因になります。取付け後、補給水槽に水を張り直し、フランジの接合部からにじみや漏れがないことを確認します。
逆止弁の銘板。型式記号と認定番号が表示されています。
仕切弁の銘板。こちらも認定番号付きの製品です。
ステップ5:塗装
最後に、既存の配管に合わせて白く塗装しました。見た目をそろえるだけでなく、屋上は雨風にさらされるため、弁や配管表面の防錆を兼ねています。完成の写真は記事の冒頭に掲載しています。
工事2:連結送水管の配管耐圧試験
配管の設置から10年を過ぎた連結送水管は、3年ごとに耐圧試験が必要です
連結送水管は、配管の設置から10年を経過すると、配管の耐圧性能点検を3年ごとに行うことになっています(消防法第17条の3の3に基づく点検基準)。ふだんは使われない設備なので、配管や接続部が内部の錆や経年により劣化していても外からはわかりません。そこで、消防隊が送水したときと同じように配管に圧力をかけ、漏れや変形がないかを確かめるのが耐圧試験です。
試験の流れ
耐圧放水試験車。送水口にホースをつなぎ、配管内に圧力をかけます。試験は協力会社に依頼し、当社の社員が立ち会いました。
耐圧試験は、耐圧放水試験車を持つ協力会社に依頼し、当社の社員が立ち会って行いました。試験車を送水口につなぎ、配管内に圧力をかけて3分間保持し、圧力計の指示値が下がらないこと、配管や接続部からの漏れ・変形がないことを確認します。試験圧力は建物ごとの連結送水管の設計送水圧力(加圧送水装置がある場合はその締切圧力)で、今回は1.5MPaでした。
送水口に取り付けた圧力計。約1.5MPaを保持しています。
試験中の圧力計。圧力が下がらないことを確認します。
試験に合格し、送水口に貼り付けた耐圧性能点検済証(耐圧試験圧力1.50MPa・2026年11月5日)。
2026年11月5日に試験を行い、変形や漏れがないことを確認したので、実施日と試験圧力を記した「耐圧性能点検済証」を送水口に貼り付けました。消防隊が送水口を見れば、いつ、どの圧力で点検したかがわかるようになっています。試験の結果は点検結果報告書にまとめ、所定の時期に消防署へ報告します。
今回は、逆止弁・仕切弁を交換して設備を正常な状態に戻したあと、別の日に耐圧試験を行いました。逆止弁が効かないままでは、試験で配管にかけた水や圧力が補給水槽側へ逃げてしまうおそれがあったためです。弁の交換から耐圧試験の手配、立会い、報告書の提出までを当社が一つの窓口で行うので、お客様が別々の業者と日程を調整する必要はありません。
工事3・4:消火器と火災受信機バッテリーの交換
製造から10年を超えた消火器10本を交換
新しい粉末(ABC)消火器10型(上)と、交換前の古い消火器(下)。古い消火器は当社で回収・廃棄します。
既設の消火器10本は2012年製で、2026年の時点で製造から14年が経過しており、消火器の設計標準使用期限(メーカーが表示する使用期限の目安で、おおむね製造から10年)を過ぎていました。製造から10年を経過した消火器は、点検で耐圧性能点検(水圧試験)が必要になりますが、費用面から新しい消火器に交換するのが一般的です。今回は粉末(ABC)消火器10型×10本に交換し、古い消火器は当社で回収して廃棄しました。
製造から12年以上経過した火災受信機のバッテリーを交換
新しい予備電源(24V 0.45Ah・ニッケル・カドミウム蓄電池)。
交換後、受信機の電池試験で「良」を確認しました。
火災受信機の予備電源(バッテリー)は、停電したときに受信機を動作させるためのものです。既設のバッテリーは2013年製で、メーカーが推奨する交換の目安(約5年)を大きく超えて12年以上が経過していました。停電時に受信機が動かなくなるおそれがあるため、新しいバッテリーに交換し、受信機の電池試験で「良」と表示されることを確認しました。
受信機本体も設置から年数が経っており、更新をご検討いただく時期に来ています。ただ、直近で本体を更新しない場合でも、バッテリーだけは先に交換しておくことをおすすめしました。必要な工事と、まだ使える設備を率直にお伝えするのが、当社の考え方です。
工事に必要な資格と消防署への届出
連結送水管は、消防法上の「消防用設備等」(消火活動上必要な施設)のひとつです。甲種消防設備士でなければ工事できない設備(工事整備対象設備等)には含まれていないため、連結送水管だけの工事は、着工の10日前までに甲種消防設備士が提出する着工届の対象にはなりません。一方、横浜市には火災予防条例に基づく消防用設備等の設置・変更計画の届出制度があり、工事の内容や建築工事の有無によって必要になる場合があります。必要な手続きは所轄消防署に確認して進めます。
設置届が必要な工事では、工事が完了した日から4日以内に、建物の関係者が所轄消防署へ「消防用設備等設置届出書(設置届)」を提出します。当社は、試験結果報告書・図面・交換前後の写真といった添付資料の準備から届出までをお手伝いします。本工事でも、弁の交換について設置届を提出しました。
耐圧試験の結果は、点検結果報告書にまとめて消防署へ報告します。
資格については、連結送水管だけの工事に消防設備士の資格は法律上求められていませんが、本工事は消防設備士(甲種第1類〜第5類)の資格を持つ社員が施工しました。火災受信機のバッテリー交換と交換後の電池試験も、第4類消防設備士の資格を持つ社員が担当しています。
| 工事 | 消防署への届出 | 当社の対応 |
|---|---|---|
| 連結送水管の逆止弁・仕切弁交換 | 工事完了後4日以内に設置届(建物の関係者が届出)。横浜市では工事の内容によって設置・変更計画の届出 | 試験結果報告書・図面・写真資料を作成し、届出まで対応 |
| 連結送水管の配管耐圧試験 | 点検結果報告書で報告 | 協力会社による試験の手配と立会い、報告書の作成・提出 |
※表が切れている場合は横にスクロールできます →
今回の工事費用
今回の工事は、総額858,000円(税込)でした。この金額には、次の内容がすべて含まれています。
- 工事前に行った消防設備点検と、そのときの連結送水管の配管耐圧試験
- 連結送水管の屋上補給水槽側の逆止弁・仕切弁(20K・65A・認定品)の交換、水槽の水抜き・清掃・水張り
- 交換後に行った連結送水管の配管耐圧試験(1系統・試験圧力1.5MPa)と耐圧性能点検済証の貼付
- 粉末(ABC)消火器10型×10本の交換と、古い消火器の回収・廃棄
- 火災受信機の予備電源(バッテリー)の交換と電池試験
- 消防署への設置届の作成・届出(写真資料を含む)
工事前の消防設備点検と配管耐圧試験から、不具合の是正、交換後の配管耐圧試験まで、すべてこの金額に含まれています。
※建物規模、設備構成、配管の状態、施工範囲により費用は異なります。詳しくは現地調査のうえ、お見積りいたします。
弁・消火器・バッテリーの交換は同じ日にまとめて行い、半日で完了しました(耐圧試験は別の日に実施)。まとめて行うことで、訪問回数やお客様の立会いの負担を減らすことができます。消防設備点検で複数の不具合が見つかった場合は、まとめて是正することをおすすめしています。
チヨダ防災にご相談いただくメリット
- 点検した会社が、そのまま直します:1975年の創業以来、消防設備の点検と工事を自社の社員で行ってきました。点検で不具合の状況を把握している社員が、見積から施工、届出までを担当します。
- 弁の交換から耐圧試験まで一つの窓口で:連結送水管の弁や配管の交換は自社の社員が施工し、耐圧放水試験車が必要な耐圧試験は協力会社と連携して、当社が手配・立会い・報告まで行います。お客様の窓口は当社一つです。消火器や受信機まわりの不具合もまとめて対応します。
- 必要な工事と、まだ使える設備を率直にお伝えします:今回の受信機のように、本体の更新を急がなくてよい場合は、先にバッテリーだけ交換するといった選択肢も含めてご提案します。
- 神奈川県内は横浜本社から伺います:横浜市・川崎市をはじめ神奈川県内の建物には、横浜本社(横浜市港北区)から対応しています。東京都(新宿本社・町田支店)、埼玉県(川口市)、千葉県(市川市)にも拠点があります。
当社の特徴は「チヨダ防災の特徴」のページでもご紹介しています。消防設備工事のサービス内容はこちら、消防設備点検はこちらをご覧ください。
よくあるご質問
Q. 消防設備点検で「連結送水管の逆止弁が機能不良」と指摘されました。急いで直す必要がありますか?
A. 早めの改修をおすすめします。連結送水管は消防隊が消火活動に使う設備で、逆止弁が効かないと、送水した水や圧力が補給水槽側へ逃げてしまい、火災のときに放水口で必要な圧力が確保できないおそれがあります。点検結果報告書にも不良として記載されるため、是正が必要です。配管の耐圧試験の時期が近い場合は、今回の事例のように弁の交換と耐圧試験をまとめて行うと、日程と費用の両面で無駄がありません。
Q. 連結送水管の配管耐圧試験はいつ必要ですか?
A. 配管の設置から10年を経過した連結送水管は、配管の耐圧性能点検を3年ごとに行います。送水口から配管内に設計送水圧力(加圧送水装置がある場合はその締切圧力)を3分間かけ、送水口・配管・接続部・弁類に変形や漏れがないことを確認する点検です。当社では、点検で異常がないことを確認したうえで、実施日と試験圧力を記した点検済証を送水口に貼り付け、結果を報告書にまとめます。なお、屋内消火栓設備と配管を共用している部分は、この点検の対象から除かれています。詳しくは川崎市川崎区の耐圧試験の施工事例でも解説しています。
Q. 逆止弁の交換と耐圧試験を、別々の会社に頼むこともできますか?
A. できます。ただし、逆止弁が効かない状態では、試験で配管にかけた水や圧力が補給水槽側へ逃げるおそれがあるため、今回は先に弁を交換して設備を正常な状態に戻してから耐圧試験を行いました。チヨダ防災では、弁の交換は自社の社員が施工し、耐圧試験は協力会社と連携して手配から立会い、報告書の提出までを当社が窓口となって行うため、お客様側の調整が一度で済みます。
Q. 工事中、建物の水道や消防設備は使えますか?
A. 連結送水管の補給水槽は、生活用水の受水槽とは別のものです。今回の工事では補給水槽の水を抜いてから弁を交換し、工事後に水を張り直しました。作業中は連結送水管が一時的に使えない時間が生じるため、建物の関係者の方には事前にお知らせしています。なお、水を張り直す際の水道代はお客様のご負担となります。
Q. 消火器や火災受信機のバッテリーも、同じ日にまとめて交換できますか?
A. できます。今回の事例でも、消火器10本の交換と火災受信機のバッテリー交換を、弁の交換と同じ日にまとめて行い、半日で完了しました(耐圧試験は別の日に行いました)。消防設備点検で見つかった不具合は、別々に対応するより、まとめて是正したほうが訪問回数も費用も抑えられます。
Q. 費用はどのくらいかかりますか?
A. 今回は、工事前の消防設備点検とそのときの配管耐圧試験、逆止弁・仕切弁の交換、交換後の配管耐圧試験、消火器10本と受信機バッテリーの交換、設置届まで含めて、総額858,000円(税込)でした。弁の口径や設置場所、配管の系統数、消火器の本数などによって金額は変わるため、現地調査のうえお見積りいたします。現地調査・お見積りは無料です。ただし、点検のように設備を動かして確認しないと状態がわからない場合は、その動作確認が有料になることがあります。
まとめ
連結送水管の補給水槽まわりの逆止弁は、ふだん目にすることのない部品ですが、火災のときに消防隊が送った水の圧力を保つ大事な役割を担っています。逆止弁が効かなくなると、放水口で必要な圧力が確保できなくなるおそれがあるうえ、配管の耐圧試験でも水や圧力が水槽側へ逃げてしまいます。
今回の神奈川県横浜市神奈川区の施工事例では、逆止弁・仕切弁を新しいものに交換したうえで配管の耐圧試験を行い、消火器10本と受信機のバッテリーの交換までまとめて対応しました。消防設備点検の報告書に「逆止弁 不良」「耐圧試験の時期」といった指摘があったときは、早めにご相談ください。
そして今回のように、一つの現場で得た経験を各拠点に持ち帰り、次の施工に生かせるよう、社員同士が直接学び合う機会をこれからも続けていきます。
連結送水管の弁交換・耐圧試験、点検指摘の是正は、チヨダ防災へ
逆止弁・仕切弁の交換から配管の耐圧試験、消火器や受信機まわりの交換、消防署への届出まで一貫して対応します。現地調査・お見積りは無料です。横浜市・川崎市をはじめ神奈川県内の建物には横浜本社から伺います。
お問い合わせフォームはこちら 横浜本社に電話する045-432-4231
各拠点のお電話(タップでつながります)
| 新宿本社 東京都新宿区 |
03-6233-9821 |
| 横浜本社 神奈川県横浜市港北区 |
045-432-4231 |
| 埼玉支店 埼玉県川口市 |
048-487-9041 |
| 千葉支店 千葉県市川市 |
047-393-8391 |
| 町田支店 東京都町田市 |
042-860-3191 |
電話受付時間:平日・土曜 9:00〜19:00(祝日は休み)
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